新耐震と耐震工事
2015.12.19 [ ルーツのブログ ,可部での生活 ]

地区の小学校で耐震工事の予定があります。
公立学校における耐震工事の進捗率では広島県はワーストらしいです。(ガンバレ)
さて不動産・建築業界では「新耐震基準」という用語が使われます。
これは何かというと建築基準法が改正されて、1981年(昭和56年)6月1日の建築確認は
現在と同等の耐震基準になりました。
その歴史的背景には新潟地震や十勝沖地震での建物倒壊がありました
写真のように地震の揺れによって建物の構造上、倒壊することがあったからです。
そこで耐震工事では1981年以前の建築確認の建物に筋交(バッテンのような補強)を加えるのです。
上の写真のとおり、プレハブ校舎でも筋交は入っています。
このたび地区の小学校では耐震工事に伴う校舎の引っ越しで、先生と保護者や地域の方で荷物の移動をお手伝いをしました。
お疲れ様でした。