住まいに関するコラム vol.2 幼稚園選び
2016.08.04 [ 可部での生活 ]

住まいに関するコラム
(TVのない生活&子育て)
わが家はTVを視ません。
ときおり観たいDVDがある時くらいに使う程度です。
時には好きな音楽をかけてみんなで聴きますが、普段は静かなものです。
TVのない生活のスタートは、10年以上前に出会った園児5名というちいさな幼稚園でした。
古い民家を使った幼稚園で。
おもちゃは木や木綿・絹といった自然素材を使ったもの。
おやつは素材を活かした先生が作ってくれたもの。
保護者は手仕事をしながら静かに見守る・・・
どこかなつかしく、とっても惹かれる幼稚園でした。
ここなら、安心して娘をお願いできそう!そして自分の学びの場になる!と入園を決めました。
入園を決めてから、その園がシュタイナー教育を実践している場だと知ったくらいです。
その教育のひとつとしてTVは見ないというものがあり、我が家でも実践しはじめたのです。
夕暮れ時、忙しい時間というのは、子供も疲れが出始める時なのか、たそがれてグズグズする時間です。
そんな時にはTVに助けを求めていました
だから、夕食の準備やほかの家事は早め早めに住ませて、
TVに頼りたくなる時間帯を食事・お風呂タイムにして
19時までにふとんに入るようにしていました。今から10年以上前の話です。
子供の成長ホルモンの働く時間にはたっぷり眠り、
親はちょっとしたひとりの時間、夫婦の時間がとれるようになり、
とてもよいリズムで暮らせるようになりました。
TVを見ないと子供は想像力をフル稼働させて自分で遊びをみつけ一日中遊びます。
・・・周囲の人からは、小学校に上がったときにTVをみないことでイジメられるのではと心配されました。
しかし全くそんなことはなく、娘たちはお友達の会話を聞いて楽しみ、お友達とも楽しく接することが出来ました。
(親も全く心配せずに過ごしてきたも良かったのではないかと思っています)
今では中学生の娘たちはとっても時間の使い方がうまいです。
読書・バレエ・テニス・勉強・・・自分が好きだ!!と思ったものを見つけて
夢中になって自分らしく生活しています。
考え方もとてもニュートラル
それらをみて育つ幼稚園児の息子。
本人は遊び感覚で料理・洗濯・そうじなどの家事を手伝い、
姉たちのようにコツコツひとり遊びして自分らしく過ごしています。
ものや情報にあふれている現代社会、自分にとって必要な情報だけ自分で得て
自分の感覚をいかして生きていくにはTVなし生活がとってもオススメです